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更新日:2026年10月5日

オール電化と太陽光発電の組み合わせはあり?電気代や設置費用も解説

太陽光発電について

オール電化と太陽光発電の組み合わせはあり?電気代や設置費用も解説

「オール電化と太陽光発電の組み合わせで電気代はオトクになるの?」
「太陽光発電の導入時、オール電化の電気代が知りたい!」

オール電化の住宅に住む方にとって、太陽光発電は相性のよい組み合わせです。しかし、実際に太陽光発電を導入する際は、電気代削減の効果や費用を理解しておく必要があります。

本記事では、オール電化と太陽光発電を組み合わせるメリット・デメリット、実際にかかる電気代の詳細を解説します。

太陽光発電で電気代が安くなる仕組みと、蓄電池を追加するかの判断方法を解説します。過去の平均値と現在の見積もりは区別し、ご家庭の使用量・契約単価で比較しましょう。

オール電化に太陽光発電は必要?暮らし方で判断する

昼間の在宅時間が長く、発電中に家電や給湯を使える家庭は、自家消費によって購入電力量を減らしやすくなります。日中不在の家庭では余剰電力が増えるため、売電条件と夜間の購入単価を比較しましょう。蓄電池は昼間の余剰電力を夜に使う選択肢ですが、追加費用・充放電ロス・停電時に必要な電力まで含めて検討することが大切です。

太陽光のみと蓄電池併用の比較ポイント

太陽光のみは追加の蓄電池費用を抑えられる一方、発電しない時間は電力購入が必要です。蓄電池併用は夜間の自家消費や停電対策を増やせますが、費用回収を保証するものではありません。見積もりは同じ年間使用量・発電量・料金プランを前提に、両案を比較してください。

オール電化と太陽光発電を組み合わせる5つのメリット

そもそもオール電化住宅とは、ガスを使用せず、家庭で必要なエネルギーをすべて電気でまかなう住宅を指します。電気の使い方さえ工夫すれば、毎月の光熱費を大きく削減可能です。

ここでは、オール電化と太陽光発電を組み合わせるメリットを5つ解説します。

  1. 光熱費の削減が可能
  2. 売電収入により生計のフォローが可能
  3. 蓄電池との組み合わせ相性がよい
  4. 熱費を電気代1つにまとめられる
  5. ガス火を使わないため安全性が高まる

①光熱費の削減が可能

太陽光発電で作った電気を自宅で消費すれば、電力会社から購入する電気が減るため、光熱費の削減につながります。また、蓄電池を活用したり、電気料金プランを見直したりすれば、さらに料金を抑えられます。

例えば、オール電化住宅では、深夜電力プランの組み合わせがおすすめです。エコキュートが導入してあれば、電気料金が安い深夜にお湯を沸かしておけるためです。深夜に沸かしたお湯は、お風呂や料理に使用できます。

深夜電力プランとエコキュートについての詳細は、下記記事を参考にしてください。

関連記事:
エコキュートに蓄電池はいる?併用のメリット、デメリット・補助金・価格など解説
「深夜電力(夜間電力)とは?蓄電池の利用で節電し安くなる方法を解説!」

②売電収入により生計のフォローが可能

太陽光発電で作った電気が余った場合は、電力会社への売電も可能です。

余剰電力の買取価格は、経済産業省の「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)」により、一定の期間は買取価格が保証されています。買い取ってもらった余剰電力は、生活費の補填や太陽光発電の初期費用の回収にまわすのがおすすめです。

なお、売電収入を得るためには電力会社と経済産業省への手続きが必要になるため、忘れずに申請しましょう。

関連記事:FIT制度後は蓄電池でお得に節約!導入手順やメリット・デメリットを解説

③蓄電池との組み合わせ相性がよい

太陽光発電で発電した電気は、蓄電池に充電可能です。蓄電池に充電した電気を、電気料金が高い時間帯に利用すれば節電できます。

また、蓄電池は深夜電力プランの組み合わせがおすすめです。深夜の安い料金で電気を購入でき、料金の高い日中は蓄電池で家庭の電力をまかなえます。深夜電力プランについての詳細は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:「深夜電力(夜間電力)とは?蓄電池の利用で節電し安くなる方法を解説!」

④光熱費を電気代1つにまとめられる

住宅をオール電化にすれば、コンロや給湯器も電力でまかなうため、ガス料金はかかりません。ガス会社と電力会社、別々に料金を支払う必要がなくなり、光熱費の管理が楽になります。

一方で、光熱費を電力にまとめた分、月々の電気料金は高くなります。ライフスタイルに合わせて電力プランを切り替えたり、省エネ家電を活用したり、工夫して電気料金を節約しましょう。

⑤ガス火を使わないため安全性が高まる

ガス火を使わないIH調理には利点がありますが、オール電化でも電気機器の火災や高温の鍋によるやけどのリスクはあります。取扱説明書と安全な使い方を守ることが大切です。

東京消防庁によると、令和4年度の住宅火災の主な要因は、「こんろ」が318件(19.7%)と最も多いです。しかし、オール電化では調理で火を扱わなくなり、ガス漏れの心配もなくなるため、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心です。

参考:東京消防庁<広報テーマ(2023年2・3月号)>

オール電化と太陽光発電を組み合わせるデメリットと対策

オール電化と太陽光発電の組み合わせはメリットが多いですが、デメリットもあります。太陽光発電の導入には手間もお金もかかるため、デメリットまで把握してから判断・検討しましょう。

オール電化と太陽光発電を組み合わせるデメリットは以下の3つです。

  1. 高い初期費用がかかる
  2. 昼間の電気代が割高な電気プランになる
  3. 非常時に電気が使えない可能性がある

①高い初期費用がかかる

太陽光発電は設備と設置工事の初期費用がかかります。必要な容量や屋根条件で総額が変わるため、本体・工事・保証を含む現在の見積もりで確認してください。

初期費用はかかりますが、太陽光発電の設置を推進している自治体も多くあるため、補助金を活用すれば費用の削減が可能です。予算によっては太陽光パネルの設置面積を減らす、設置場所を工夫するといった手段も考えられます。

②昼間の電気代が割高な電気プランになる

オール電化住宅の電気料金は一般の電気料金プランと違い、時間帯によって電気料金が変動します。夜間や休日など、電気需要の少ない時間帯は割安ですが、日中の電気代が割高です。

しかし、蓄電池と電力会社の深夜プランを活用すれば対策が可能です。深夜は電力需要が減少するため、電力会社が深夜の電気代を安くするプランを設けています。蓄電池を導入し、ためた電気を日中に利用すれば、割高な電気代を抑えられます。

③非常時に電気が使えない可能性がある

災害時は、電気が使えない状況も考えられます。オール電化住宅では、電気が使えないとすべてのライフラインが止まってしまうため影響は大きいです。

しかし、災害時の復旧にかかる日数はガスよりも電気のほうが短い傾向にあります。ガスを使用していれば火災の危険もあるため、むしろ災害時でもオール電化のほうが安全な面もあります。

なお、蓄電池を導入しておくと、停電中でも溜めておいた電気を使用できるため安心です。災害時の蓄電池の活用方法については、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:災害時に効果的な蓄電池は?ポータブルは使えない?電気自動車との連携や太陽光との関係も解説

オール電化の電気代は?自家消費による削減額を計算する

全国平均だけで太陽光導入後の請求額を判断することはできません。まず電気料金明細で年間の使用量と料金を確認し、昼間の自家消費量を見積もります。発電量すべてに購入単価を掛けた数字は、導入後の電気代そのものではありません。

計算例:月333kWh発電し、半分を自家消費する場合

説明用に月間発電量333kWh、自家消費率50%、購入電力の従量単価31円/kWhと仮定します。自家消費量は166.5kWhなので、購入を避けられる従量料金は166.5kWh×31円/kWh=約5,162円です。これは仮定に基づく削減額で、月の請求総額でも、すべての家庭に当てはまる平均でもありません。

残り166.5kWhを売電する場合、売電収入は売電量×契約の買取単価で別に計算します。基本料金、燃料費調整額、再エネ賦課金、時間帯別単価の扱いも確認してください。季節・方角・影・天候で発電量は変動し、蓄電池を使う場合は充放電損失もあります。

電気代の比較に必要な4つの資料

直近12か月の電気料金明細、時間帯別使用量、屋根条件を反映した発電予測、売電と蓄電池を含めた見積もりをそろえます。エコキュートの運転時間を変える場合も、対応機種と料金プランを確認し、変更後の購入量で再計算しましょう。

太陽光発電・蓄電池の設置費用は総額で比較する

費用は発電容量、蓄電容量、屋根の形状、既存設備との接続、足場や配線工事などで変わります。過去の平均価格を現在の販売価格とみなさず、本体・工事・保証・申請費を含む同条件の見積もりを比較してください。

見積もりで確認する項目

太陽光はパネル容量とパワーコンディショナー、蓄電池は実際に使える容量と停電時出力を確認します。撤去や交換、定期点検など将来費用も確認しましょう。補助金は公募期間・対象機種・契約前申請の条件を確認し、必ず受け取れる金額として差し引かないようにしてください。

詳しくは太陽光発電の設置費用、蓄電池の設置費用と工事をご覧ください。

オール電化と太陽光発電に関するよくある質問

Q1. 太陽光発電で電気代はどれくらい安くなりますか?

削減額は自家消費量と契約単価で変わります。仮に月333kWh発電し、半分を自家消費、従量単価31円/kWhとすると、購入を避ける従量料金は約5,162円です。これは請求総額ではなく、売電収入や基本料金等も別に確認します。

Q2. 太陽光発電と蓄電池の設置費用はどう比較しますか?

容量・工事条件・保証範囲をそろえ、本体と工事を含む総額で比較します。過去の平均価格と現在の見積もりは区別し、補助金の採択前提で予算を組まないようにしましょう。

Q3. 太陽光発電なしのオール電化の平均電気代は目安になりますか?

平均は参考にはなりますが、世帯人数、断熱性能、地域、給湯や空調の使い方、料金プランで異なります。導入判断には自宅の直近12か月の使用量・料金を使ってください。

Q4. 蓄電池も同時に導入したほうがよいですか?

夜間の自家消費や停電対策を重視する場合に検討できます。太陽光のみの場合と比べ、追加費用、充放電損失、停電時に必要な容量・出力を確認してください。

Q5. 太陽光発電があれば停電中もすべての家電を使えますか?

必ず使えるわけではありません。自立運転への切替、利用できる回路、出力上限、昼夜や天候によって異なります。蓄電池があってもIH・給湯・空調を同時に動かせるとは限らないため、製品仕様を確認してください。

まとめ:オール電化と太陽光発電の組み合わせで電気代の削減効果は高い

オール電化と太陽光発電の組み合わせにより、光熱費は大きく削減できます。売電収入が得られ、ガス火を使わない点で安全性が向上するといった点もメリットです。

また、蓄電池を導入すれば、太陽光発電で作った電気を充電できるため、電気の活用目的の幅が広がります。設置費用が高い点は注意が必要ですが、国や自治体の補助金を活用して、設置費用を抑えましょう。

ミライでんちでは、太陽光発電や蓄電池といった再生可能エネルギーを活用した、電気を自給自足できる生活をご提案しております。

太陽光発電、蓄電池の導入に際しては、補助金の活用方法についても無料でアドバイスをおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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