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更新日:2024年5月26日

セキスイハイムの蓄電池の価格は?蓄電池の寿命や性能、後付け可能なのか解説!

蓄電池について

セキスイハイムで住宅を購入したうえで蓄電池の導入を検討していれば、セキスイハイムで検討するのもおすすめです。このような場合には、設置できる蓄電池のメーカーや価格、性能は把握しておくようにしましょう。

本記事では、セキスイハイムの蓄電池について、その価格や性能、後付けの可否などを解説します。蓄電池システムの正しい知識が身につけば、実際に導入する際に不安を解消できます。

 

セキスイハイムで設置できる蓄電池は「ニチコン」と「京セラ」

セキスイハイムでは、蓄電池の大手メーカーである「ニチコン」と「京セラ」の2社の蓄電池を取り扱っています。同じ蓄電池ではありますが、各メーカーで少し性能や価格が違うため、各家庭によって選択するべき蓄電池は異なります。そのため、蓄電池導入の前に、あらかじめ価格や性能を理解しましょう。

ここでは「ニチコン」と「京セラ」の蓄電池の価格や性能について、解説します。

ニチコンと京セラは蓄電池の大手メーカー

ニチコンと京セラはさまざまなニーズに応えるために、高品質で低コストの蓄電池を展開しています。特にニチコンは、過去に家庭用蓄電池システムの累計販売台数国内No.1を誇り、蓄電池を検討する際には必ず耳にするメーカーです。ニチコン、京セラともに歴史が長い会社であり、高い技術力や信頼性を兼ね備えています。

ただ、蓄電池を導入する際は、必ず複数社で見積もりを取るようにしましょう。蓄電池を導入する目的や住宅・家庭の状況によって、選ぶべき蓄電池が異なるためです。

ニチコン製蓄電池4kWh〜12kWhの価格帯と性能

セキスイハイムでは、4kWh〜12kWhのニチコン製蓄電池を取り扱っており、使用電力量や予算に合わせて最適な容量を選べます。大容量の蓄電池であれば、停電時の非常用電源として活躍するため、非常時の備えが欲しい方にはニチコンの蓄電池がおすすめです。

以下の表には、セキスイハイムが取り扱っているニチコン製蓄電池の価格帯や性能について、まとめています。

品番性能容量価格設置場所保証期間外形寸法
ESS-BS・停電時の非常電源にもなる・電気自動車の充電も可能4.0kWh90万円(税抜)室内10年間無償補償幅572×高さ349×奥行き239(mm)

ESS-BM
・停電時の非常電源にもなる・ライフステージに合わせた拡張タイプ8.0kWh(4.0kWhを増設)180万円(税抜)室内10年間無償補償幅572×高さ349×奥行き239(mm)
ESS-H2L1・業界最大クラスの大容量&高出力・太陽光発電を余すことなく活用可能12.0kWh420万円(税抜)屋外15年間無償補償幅1060×高さ1250×奥行き300(mm)

蓄電池のサイズ、容量によって価格や設置場所など条件が異なります。皆さんのご家庭に合った最適な蓄電池を選択してください。

関連記事:ニチコン製蓄電池の特徴とは?寿命と価格、おすすめの人も解説

京セラ製蓄電池12kWhの価格と性能

セキスイハイムでは、12kWhの京セラ製蓄電池を取り扱っています。12kWhと大容量であるため、普段から使用する電力量が多い家庭や停電への備えを重視する家庭に推奨されます。以下に、12kWhの蓄電池の価格と性能についてまとめました。

品番容量性能価格設置場所保証期間外形寸法
EGS-LM120112kWh・業界最大クラスの大容量&高出力・薄型・小型の本体サイズ407万円(税込)屋外15年無償補償幅1060×高さ1250×奥行き300(mm)

大容量でありながらも蓄電池本体はコンパクトであるため、家庭のスペースを大きく取りません。

 

【セキスイハイム】太陽光発電と蓄電池は後付けできるのか?

太陽光発電と蓄電池の設置タイミングは、時期をずらしても問題ありません。太陽光発電を先に取り付けた場合でも、蓄電池は後付け可能です。しかし、太陽光発電や蓄電池を設置する際、それぞれのパワーコンディショナーを設置する必要があります。

パワーコンディショナーは、太陽光発電や蓄電池の電力を家庭で使用できる電力へ変換する重要な役割を持ち、単機能型と一体型の2種類があります。

以下に表でまとめたので、ご家庭の予算やライフスタイルに合わせて比較検討してみてください。

種類特徴
単機能型・太陽光発電、蓄電池でそれぞれのパワーコンディショナーを設置する必要がある・設置費用が安い
一体型・太陽光発電、蓄電池を1台のパワーコンディショナーでまとめて管理できる(ハイブリッドパワコン)・電気自動車とつながるV2Hスタンドを合わせたトライブリッドパワコンも存在する・設置費用が単機能型と比べ、高い。

 関連記事:蓄電池を後付けして太陽光を最適化!住宅にあった選び方を伝授

セキスイハイムの太陽光発電システムの寿命は?

太陽光発電システムは、長期間の電力発電が期待できます。しかし、使用環境や状況により寿命が変動します。

太陽光発電システムの寿命や適切な交換タイミングを把握しておきましょう。ここでは、太陽光発電システムの寿命について、以下の2つを解説します。

  1. ソーラーパネル
  2. パワーコンディショナー

ソーラーパネルの寿命は30年以上

ソーラーパネルの寿命は、30年以上と言われています。ソーラーパネルの性能は時間とともに若干低下しますが、低下率は年間約0.5%と非常に低いため、長期間にわたり安定した電力を供給可能です。

また、セキスイハイムではソーラーパネルの保証期間が15年と長期の保証がついています。

関連記事:太陽光発電に寿命はある?実際の寿命と正しいメンテナンス方法を解説

パワーコンディショナーの寿命は10〜15年ほど

パワーコンディショナーは太陽光発電システムにおいて電力を安定化させ、電力供給を調整する重要な役割を果たします。一般的には10年から15年が寿命と言われ、定期的な交換やメンテナンスが必要です。

太陽光発電システムを安定して継続させるためにも、10年を目安にパワーコンディショナーの交換を検討しましょう。

 関連記事:蓄電池のパワーコンディショナーの選び方!ハイブリット型とは?どう接続されるかも解説

蓄電池を有効活用するための3つのポイントを解説!

蓄電池は単に導入するだけではなく、活用方法の理解が重要です。ここでは、蓄電池を最大限に活用するための以下の3つのポイントを解説します。

  1. FIT制度を活用し、売電する
  2. 太陽光発電と蓄電池を組み合わせて蓄電する
  3. 深夜電力を活用し、電気が安い時間帯に蓄電する

①FIT制度を活用し、売電する

FIT制度(固定価格買取制度)とは、再生可能エネルギーで生産した電力を電力会社が一定の価格で電力を買い取る制度です。太陽光発電と蓄電池を持つ家庭は、この制度を活用することで電力会社に電力を販売し、売電収入を得ることが可能です。売電で得た収入を家庭の電気代にあてることで、月々の電気代の削減が見込めます。

なお、FIT制度は10年と期間が決められています。

関連記事:FIT制度後は蓄電池でお得に節約!導入手順やメリット・デメリットを解説

②太陽光発電と蓄電池を組み合わせて蓄電する

太陽光発電と蓄電池の組み合わせにより、使用しきれない電力の蓄電が可能です。蓄電した電力は電力需要が高い時間帯に使用すれば、電気代の節約が期待できるでしょう。

また、蓄電池は停電対策にもなります。太陽光発電で発電した電力を常に蓄電池に貯めておけば、停電時にも安心して電気を使用できます。

③深夜電力を活用し、電気が安い時間帯に蓄電する

電力会社によっては、深夜の電力料金を安くするプランを用意しています。電力が安くなる深夜時間帯に電力を蓄電し、日中や電力料金が高い時間帯にあてることで家庭の電気代を削減できます。

深夜電力については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

関連記事:「深夜電力(夜間電力)とは?蓄電池の利用で節電し安くなる方法を解説!」

  

【まとめ】蓄電池の導入は性能や寿命を考慮して判断を

蓄電池を導入する際には、ご自身の家庭の電力使用量やライフスタイル、費用対効果などを考慮し、その性能や寿命をもとに選択しましょう。太陽光発電と組み合わせた使用や、FIT制度を利用した売電により、さらなる電気代の節約も可能です。

蓄電池の導入は、複数社での相見積もりが重要です。家を建てたハウスメーカーのみに相談するのではなく、蓄電池の販売代理店にも相談してみましょう。

なお、ミライでんちでは、太陽光発電や蓄電池といった再生可能エネルギーを活用した、電気を自給自足できる生活をご提案しております。蓄電池導入に際しての補助金の活用方法についても無料でアドバイスをおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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