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更新日:2023年8月9日

蓄電池のシェア率が高い人気メーカーは?日本や世界でおすすめのメーカーと選び方を解説

蓄電池について

ライフスタイルや実現したいニーズによって、選ぶべき蓄電池は異なります。しかし、蓄電池をつくるメーカーごとに、得意とする領域が存在します。そのため、「どのメーカーがどのような蓄電池を得意とするのか」を知っておくのも大切です。

この記事では、蓄電池のシェア率が高い人気メーカーについて、日本や世界のおすすめメーカーと選び方を解説します。

 

蓄電池のシェア率が高い人気メーカー7選【日本編】

日本にある蓄電池のメーカーは、世界に引けを取らない技術力で高性能な蓄電池を作り出しています。また、性能面だけでなく、安全面においても高い技術基準をクリアしているため、安心して利用可能です。このような背景もあり、日本のメーカーは世界的にも人気のあるメーカーとなっています。

ここでは、蓄電池のシェア率が高い人気メーカーについて、解説します。ここで紹介するメーカーは7つ挙げられますが、特徴や代表的な製品、価格帯をまとめた表が以下のとおりです。

特徴代表的な製品価格帯
ニチコン・幅広いニーズを実現・高い蓄電性能がある・ESS-P1S1 (蓄電容量2.0kWh)・ESS-U2X1(蓄電容量16.6kWh)60〜450万円
シャープ・電気を有効活用できる・業界大手の安心力・JH-WB1621(蓄電容量4.2kWh)・JH-WB2021(蓄電容量9.5kWh)260〜500万円
京セラ・高い開発力・安全性・コスト面で人気が高い・EGS-LM0500(蓄電容量5.0kWh)・EGS-LM1500(蓄電容量15.0kWh)120〜250万円
パナソニック・10〜15年の長期間保証・ハイブリッド型の蓄電システムが人気・LJ-SF50B(蓄電容量5.0kWh)・LJB1156(蓄電容量5.6kWh)150〜250万円
オムロン・コンパクトな蓄電池が多い・組み合わせが多岐にわたり、さまざまなニーズを実現・KPBP-A-SET-AC65-N(蓄電容量6.5kWh)・KP-BU164-S(蓄電容量16.4kWh)200〜600万円
長州産業・「スマートPV」シリーズは、コンパクトで人気が高い・保証サービスも長期間に対応・スマートPV Multi(蓄電容量6.5kWh)・スマートPV plus(蓄電容量7.04kWh)100〜320万円
ダイヤゼブラ電機(田淵産業)・発電力・蓄電性能に長けたメーカー・効率良く電気を運用できる・EOF-LB70-TK(蓄電容量7.04kWh)100〜150万円

 ①ニチコン

蓄電池メーカーのなかで日本を代表するメーカーが「ニチコン」です。ニチコンの蓄電池は、国内トップクラスの販売台数を誇り、利用者の多岐にわたるニーズをカバーする性能を有しています。

「大容量の蓄電をしたい」「持ち運べる軽量なものが欲しい」などのさまざまなニーズに対応している蓄電池があるため、検討する際には外せないメーカーといえます。

代表的な製品価格帯
ニチコン・ESS-U2X1(蓄電容量16.6kWh)・ESS-P1S1 (蓄電容量2.0kWh)60〜450万円

②シャープ

太陽光発電の生産量が多いシャープは、蓄電池の販売にも力を入れています。家電製品全般の開発をするシャープの技術力は高く、電気を有効活用できる蓄電池の性能には定評があります。

代表的な製品価格帯
シャープ・JH-WB2021(蓄電容量9.5kWh)・JH-WB1621(蓄電容量4.2kWh)260〜500万円

③京セラ

太陽光発電の老舗的なメーカーである京セラも、蓄電池の開発事業に注力しています。高い開発力から長期間稼働できる蓄電池の開発に成功しており、安全性やコスト面から人気が高まっています。

代表的な製品価格帯
京セラ・EGS-LM0500・EGS-LM1500120〜250万円

④パナソニック

ハイブリッド型の蓄電池を先駆けて開発したパナソニックは、蓄電の効率を高めるシステムを提供しています。また、保証も充実しており、製品によって10〜15年の保証がついてるため安心して利用可能です。

代表的な製品価格帯
パナソニック・LJB1156(蓄電容量5.6kWh)・LJ-SF50B(蓄電容量5.0kWh)150〜250万円

⑤オムロン

オムロンの蓄電池は、小型で設置スペースに困らない点で人気があります。また、ライフスタイルに応じて、蓄電ユニットやパワーコンディショナーなどの組み合わせが選べるため、幅広いニーズを実現します。

代表的な製品価格帯
オムロン・KPBP-A-SET-AC65-N(蓄電容量6.5kWh)・KP-BU164-S(蓄電容量16.4kWh)200〜600万円

⑥長州産業

ハイブリッド型蓄電池の性能に長けている長州産業の蓄電池は、大きさや重さに優れた製品です。特に「スマートPV」シリーズは、パワーコンディショナーやユニットがあわさっており、1つで複数の役割を担っています。

代表的な製品価格帯
長州産業・スマートPV Multi(蓄電容量6.5kWh)・スマートPV plus(蓄電容量7.04kWh)100〜320万円

⑦ダイヤゼブラ電機(田淵産業)

発電力・蓄電性能で人気の高いメーカーがダイヤゼブラ電機です。太陽光発電にも強いメーカーであるため、発電した電気を効率良く運用する技術力を有しています。代表的な製品である「EOF-LB70-TK」を販売したことにより、大きな人気を勝ち取っています。

代表的な製品価格帯
ダイヤゼブラ電機(田淵産業)・EOF-LB70-TK(蓄電容量7.04kWh)100〜150万円

 

蓄電池のシェア率が高い人気メーカー3選【世界編】

一方で、蓄電池は世界的にも競争力が高まっている市場であり、特にアジア圏でのシェア率が高まっています。蓄電池を選ぶうえでは国内のメーカーだけでなく、世界のメーカーにも目を向けて、総合的にメリット・デメリットを比べるのが大切です。

ここでは、世界での蓄電池のシェア率が高い人気メーカーについて、紹介します。

 ①CATL

正式名称を「寧徳時代新能源科技」とする中国の大型蓄電池メーカーが「CATL」です。エネルギー分野に長けた技術力を有しており、ここ数年で格段に成長を遂げています。開発された蓄電池は、高い蓄電性能を誇るだけでなく、量産に優れています。

 ②サムスンSDI

サムスンSDIは、韓国が誇る最大規模の会社であり、電子機器の開発力・技術力で世界を代表するメーカーです。世界各国と業務提携をするなかで、蓄電池を開発・販売しており、今後も注目される会社です。

 ③LGエネルギーソリューション

LGエネルギーソリューションは韓国の大手メーカーであり、電気自動車などのエネルギー分野を得意としています。蓄電池の提供から設置、メンテナンスまでを一元対応するための事業展開をしており、日本においても今後も注目すべきメーカーです。

 

蓄電池のメーカーを選ぶ際の大切なポイントとは?

蓄電池の選定や導入までの手続き、また補助金などの対応をすべて自身だけでするのは難しいため、業者が提供しているサービスを利用するのがおすすめです。ほかにも蓄電池のメーカー選びでは大切なポイントがあり、1つ1つを実践しましょう。

ここでは、蓄電池のメーカーを選ぶ際の大切なポイントについて、以下の3点を解説します。

  1. 必ず複数のメーカーで見積りをもらう
  2. プロと一緒に確認し、検討する
  3. 補助金の活用も踏まえて試算する

 ①必ず複数のメーカーで見積りをもらう

蓄電池の性能や価格はメーカーごとによって異なるため、同じ目的を実現できる蓄電池であっても予算や家庭・住宅状況によって選ぶべきものが異なります。そのため、蓄電池の選定をするための材料としても、必ず複数のメーカーから見積りをもらい、比較したうえで検討しましょう。

 ②プロと一緒に確認し、検討する

蓄電池の選定や導入などの対応は、専門的な知識や情報が求められる場合が多く、一般人では判断できない点が数多くあります。

しかし、蓄電池の購入は大金を要するため、適切な知識・情報を有しているプロと判断するのがおすすめです。プロに依頼すれば、無駄な手間やコストが抑えられ、また着実に蓄電池の導入が進められます。

 ③補助金の活用も踏まえて試算する

蓄電池の導入には大金を要しますが、国や地方自治体の補助金を活用すれば、初期費用に必要な負担を減らせられます。そのため、蓄電池の選定では、補助金の活用も踏まえた試算をもとに判断するようにしましょう。

プロの業者に依頼すれば、試算も含めて対応してもらえます。

 

【まとめ】目的・予算に合った蓄電池をプロと一緒に選ぼう

蓄電池のメーカーや販売されている機器はさまざまありますが、大切なのは目的・予算に合った蓄電池を選ぶことです。ただ、この記事で解説したように蓄電池は専門的な知識や情報を有していなければ、蓄電池選びだけでも手間や時間がかかってしまいます。

このような手間や時間をカットする意味でも、プロの業者と一緒に蓄電池を選ぶのがおすすめです。大きな買い物である蓄電池の購入で失敗しないためにも、ぜひ、プロと一緒に蓄電池の導入を検討しましょう。

ミライでんちではお客様に寄り添った相談・ご提案により「ネットで安心して購入できると思う蓄電池の販売サイト」No.1を獲得しています。

多くのお客様から相談してよかったといった声もいただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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