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更新日:2023年8月9日

Looopの蓄電池を設置するメリット・デメリットは?製品の特徴を紹介

蓄電池について

Looopの蓄電池は、コストパフォーマンスがよく、省スペースで設置が可能です。

AIが搭載されているため、効率的に電気の使用ができるなど魅力的なメリットがたくさんあります。

しかしメリットがある一方、設置する際のデメリットにも注意しておかなければいけません。

この記事では、Looopの蓄電池を設置するメリットとデメリット、さらに主力製品やその特徴ついて紹介しています。

Looop蓄電池の購入で失敗しないためにも、導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてみてください。

 

​Looopの蓄電池とは?

Looop(ループ)の蓄電池は、安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を利用しており、部品はすべて日本製を採用しているため多くの人から支持を集めています。

高品質が保証されているうえ無償保証が10年間、有償では15年間の長期保証期間があります。

また、自社開発されたAI機能を搭載し、家庭ごとの太陽光パネルの発電量や電力需要などを予測・学習して、全自動で運転をおこないます。

 

​​Looopの蓄電池を設置するメリット

豊富な導入実績のあるLooopの蓄電池には、主に4つのメリットがあります。

  • 高いコストパフォーマンス
  • 省スペースで設置可能
  • AIによる売買電の最適化
  • 国内製蓄電池で10年保証

Looopの蓄電池が選ばれている理由を詳しく解説します。

高いコストパフォーマンス

Looopの蓄電池は、良質ながらも安価な部品を使用するなど、本体を低価格で提供する工夫がされています。

すでに太陽光発電システムを導入している家庭では、電気を効率的に利用する手助けをしてくれるLooopの蓄電池と組み合わせて利用すると、さらに高いコストパフォーマンスを実現できます。

省スペースで設置可能

Looopの蓄電池は、ハイブリッドパワーコンディショナーを1台設置するだけで、蓄電池と太陽光発電の制御が可能です。

最小限のスペースのみで設置するため、設置場所が省スペースの家庭でも手軽に設置ができます。

ハイブリッドパワーコンディショナーとは太陽光パネルと蓄電池のそれぞれのパワーコンディショナーを1台にまとめた機器を指します。蓄電池とソーラーパネルのメーカーをそろえる必要があるため注意が必要です。

​​AIによる売買電の最適化

自社開発のAIにより、Looopの蓄電池が設置してある家庭の使用状況・電力の需要・発電量・天候などを学習し、売買電の量をそれぞれの家庭仕様で算出してくれ、全自動で運転をおこないます。

さらに日本全国のLooopの発電所から、電気に関わる多くのデータを用いて、家庭の電気使用量や電力の需要などの予測も可能です。

適切な電気の売買がおこなえるため、効率的に電気の利用ができます。

国内製蓄電池で10年保証

Looopの蓄電池は国内製の製品で構成された国内製蓄電池で、10年の無償保証もついており、安全性と信頼性に特化しています。

有償だとさらに15年の保証がつき、保守や修理は大手メーカーに委託しているため、安心して長期間の使用が可能です。

非常時には蓄電池のブレーカーが自動で切り替えられるため、テレビや冷蔵庫などの家電を約3日間ほど使用ができます。

この設計により、非常時でも安心して電気を利用できるのです。

 

​​Looopの蓄電池を設置するデメリット

Looopの蓄電池にはデメリットがあり、主に以下の3つです。

  • 蓄電池の容量が少ない
  • 電気料金の割引プランがややこしい
  • 太陽光発電システム設置後は割高

Looopの蓄電池を納得して利用できるよう、デメリットを確認しておきましょう。

蓄電池の容量が少ない

Looopの蓄電池は、AIで算出した1日の自家消費分4kWhを蓄電容量に設定しているため、他製品と比べると蓄電容量が少ない傾向です。

使用人数が多かったり停電時間が長かったりすると、蓄電していた電気を使い切ってしまう可能性があります。

蓄電量が心配な方は、Looop製品で蓄電容量が多いAI搭載フレキシブル蓄電池システム(蓄電池容量9.8kWh)の利用も視野に入れると安心です。

電気料金の割引プランがややこしい

株式会社Looopの電気プランは「Looopでんき」です。LooopでんちやLooop製の太陽光パネルの設置で割引額が変動します。

Looopでんきは、Looopの蓄電池を利用して契約するとでんち割が適応し1kWhあたり3円の値引きです。

さらに太陽光発電の余剰売電の条件をLooopにすると、追加でソーラー割が成立し、1kWhあたり+1円の値引きが可能です。

例えばLooopでんきプランが1kWhの金額が23.0円だった場合、以下の表のように料金が変動します。

割引プラン1kWhあたりの料金
Looopでんきのみ23.0円/kWh
Looopでんき+蓄電池利用20.0円/kWh
Looopでんき+蓄電池利用+ソーラー割19.0円/kWh

太陽光発電システム設置後は割高

Looopの蓄電池と太陽光発電を一体型にしてハイブリッド型になるメリットがある一方、別メーカーの太陽光パネルをすでに設置していた場合、種類によって別途パワコンを用意する必要があります。新しいパワコンを用意しなければならないため、設置料が必要です。

ほかにも災害時の蓄電用として購入した場合、太陽光発電システムが設置していないと、一体型であるハイブリッド型が無駄になるため実質割高になるケースがあります。

 

Looopの蓄電池の主力製品の特徴

Looop蓄電池の製品ラインナップは、主に以下の3種類です。

  • Looopでんち
  • エネブロック
  • Looop AI搭載フレキシブル蓄電池システム

それぞれの特徴を解説しているので、参考にしてみてください。

Looopでんち

LooopでんちはAIが搭載されており、電気使用量を自動でコントロールしてくれるため、節電が可能です。

また各地の太陽光発電所や蓄電池のデータから、家庭別に発電量を予測してくれるため、お得に売買ができます。

さらにAIが随時学習し、電気を利用する際の効率的な方法を実践してくれます。

充電と放電を効率的におこなうため、蓄電容量が小さくても不便なく快適に過ごせるでしょう。

エネブロック

Looopのエネブロックは、蓄電池1台に2.4kWhの蓄電が可能で、最大6台(14.4kWh)の増設ができます。

コンパクト設計のため、屋内の小さなスペースに設置が可能で塩害や水害などの対策にも最適です。

さらに停電に備えて2種類のタイプが選べます。タイプ別の特徴は以下の表で紹介します。

種類特徴
特定負荷タイプ(100V/最大出力2kW)必要不可欠な電灯や家電に供給し、特定の範囲のみ電気の使用が可能。
全負荷タイプ(200V含む/最大出力3kW)エアコンやエコキュートなどを含む、家全体の電気使用が可能

非常時にどういった家電を使用するのか対策を考え、自身に合ったタイプを選択しましょう。

Looop AI搭載フレキシブル蓄電池システム

AI搭載フレキシブル蓄電池システムの蓄電容量は9.8kWhであり、安価な深夜電力をためられます。

オムロン型の蓄電池を採用しているため小型軽量で屋内設置が可能、さらに蓄電池は単機能型のため、太陽光パネルのメーカーに左右されずに利用ができます。

今あるパワーコンディショナーを継続して使用したいという方にもおすすめです。

 

Looopの蓄電池で使える補助金は?

Looopの蓄電池を使用する際の補助金は、主に2つあります。

  • 一般社団法人の補助金
  • 地方自治体の補助金

補助金は併用可能なケースがあるため、蓄電池の購入の際は必ず確認しましょう。

一般社団法人の補助金

一般社団法人の環境共創イニシアチブ(SII)は、エネルギー問題に関連するプロジェクトの支援や奨励をおこなっています。

LooopでんちはSIIの「令和2年度 バーチャルパワープラント構築実証事業補助金」の対象であり、当時は最大21万円以上の補助金が支給されていました。

現在SIIの補助金制度が終了していますが、再び受付が開始される場合があるため蓄電池購入の際はチェックしておきましょう。

地方自治体の補助金

2023年度は、蓄電池の設置をすると、国から主に3パターンの補助金が適用されます。

補助金金額
こどもエコすまい支援事業64,000円/戸
DR補助金自家設置:3.7万円/kWhまたは3.2万円/kWhTPOモデル:5.2万円/kWhまたは4.7万円/kWh上限60万円/kWh
DER補助金自家設置:3.2万円/kWhまたは2.7万円/kWhTPOモデル:4.7万円/kWhまたは4.2万円/kWh上限60万円/kWh

補助金の併用は不可となっているため注意が必要です。

また、地方別にもそれぞれ補助金制度があるため、自身の地域で補助金の需給が可能か確認するとよいでしょう。

 

Q&A:​​Looopの蓄電池によくある質問

Looopの蓄電池についてよくある質問を、3つ紹介します。

  • Looopの蓄電池の寿命
  • Looopの蓄電池はなぜ安いのか
  • Looopの蓄電池の工事期間はどれくらいか

Looopの蓄電池を導入する前に、疑問点を解消しましょう。

​​Looopの蓄電池の寿命は?

蓄電池の寿命は、1充電や1放電で1サイクルと表現します。Looopの蓄電池は、1日2サイクルおこなっており12,000サイクルが寿命の目安です。

これを年数に変換すると15年~16年ほどですが、あくまで目安で設定した寿命のため蓄電池を設置している環境や使用方法によって寿命は異なります。

寿命を長くするためにも、蓄電池の設置場所や使用方法には十分気をつけましょう。

​​Looopの蓄電池はなぜ安い?

​​Looopの蓄電池を安く提供する秘訣は、主に2つあります。

1つ目は、蓄電容量を小さくすることです。

Looopの蓄電池の容量は4kWhで、他社の蓄電池と比べると少ない傾向ですが、これによりコスト削減や低価格化を可能にしています。

2つ目は、蓄電池の部品は良質で最安のものを厳選していることです。

Looopは蓄電池本体の低価格化を実現させるために、常に良質で最も経済的な部品を選定しています。

これらの取り組みにより、Looopは安価な蓄電池の提供を実現しているのです。

​​Looopの蓄電池の工事期間はどれくらい?

蓄電池のみの設置は半日、太陽光パネルを併設する場合はだいたい1日で工期が終了します。事前に蓄電池や太陽光パネルの設置場所を考えておくと、スムーズに工事が進むでしょう。

 

【まとめ】​​Looopの蓄電池で効率的に快適な生活を送りましょう

Looopの蓄電池にはAIが搭載されているため、自動で効率的に電気を使用したり売電をおこなったりできます。

蓄電池と一緒に太陽光パネルを設置したい場合は、ハイブリッドパワーコンディショナーや電気料金のプランの観点から、通常よりお得に導入ができるためおすすめです。

また蓄電池を置くスペースに悩んでいる場合も、省スペースで蓄電池の設置ができるため手軽に導入できます。

日々の電気利用のサポートをしてくれるLooopの蓄電池を導入し、快適で安心した生活を送りましょう。

ミライでんちでは、AIを利用して電気の利用をお得に使えるLooop(ループ)の蓄電池を取り扱っています。

Looopの蓄電池を業界最安値水準の特別価格でご提供していますので、低価格で蓄電池を取り入れたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。

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