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更新日:2023年12月19日

ファーウェイの蓄電池の価格は?メリット・デメリットや評判を解説

蓄電池について

ファーウェイは、1987年に中国で設立され、太陽光発電で重要なパワーコンディショナー(パワコン)の世界シェアが、2015年〜2019年で5年連続1位となっている会社です。

ファーウェイの蓄電池は、国内メーカーと比べて低価格でありながら高品質なため、できるだけお得に蓄電池を購入したい方におすすめです。

当記事では、ファーウェイの蓄電池の特徴や価格、メリット・デメリットを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ファーウェイの蓄電池の価格はいくら?

ファーウェイの蓄電池の価格について、以下3つの項目別に解説します。

  • LUNA2000シリーズの価格一覧
  • 補助金を使えばお得に購入可能
  • 国内メーカーと比べるとお得な値段

LUNA2000シリーズの価格一覧

ファーウェイの蓄電池で代表的な「LUNA2000シリーズ」の価格やサイズ、保証期間など詳細を見ていきましょう。

商品名UNA2000-5-NHS0LUNA2000-10-NHS0LUNA2000-15-NHS0
メーカー希望価格198万円374万円550万円
価格相場74〜86万円142〜152万円184〜202万円
蓄電容量5kWh10kWh15kWh
サイズ(幅×高さ×奥行)670×600×150mm670×960×150mm670×1,320×150mm
重量約63.8kg約113.8kg約163.8kg
使用可能温度-20℃〜+55℃
保証期間基本保証10年(無償)
延長保証最長15年(有償)

メーカー希望小売価格は表記のとおりですが、実売価格はお得な値段で販売されています。

導入までの詳しい費用が気になる方は、「ミライでんちの無料見積もり」の利用がおすすめです。必要な項目は4つ、かんたん30秒ですぐに無料見積もりできるので、お気軽にご相談ください。

補助金を使えばお得に購入可能

蓄電池の購入の際に利用できる補助金制度は、主に以下の2つです。

  • 国からもらえる補助金
  • 自治体からもらえる補助金

ただし国が実施していた「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」が打ち切りになり、現在は以下2つの制度の活用が期待されています。

  • こどもエコすまい支援事業
  • DR補助金(電力需給ひっ迫等に活用可能な家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業)

自治体からもらえる補助金に関しては、住んでいる地域によって異なるので、各自治体に問い合わせてみましょう。

蓄電池の補助金に関する情報は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:蓄電池の補助金制度は打ち切り?国や地方自治体の制度を確認しよう

国内メーカーと比べるとお得な値段

国内メーカーの蓄電池の価格相場は、以下のようになっています。

代表的な製品価格相場
ニチコン・ESS-P1S1 (蓄電容量2.0kWh)
・ESS-U2X1(蓄電容量16.6kWh)
60〜420万円
シャープ・JH-WB1621(蓄電容量4.2kWh)
・JH-WB2021(蓄電容量9.5kWh)
270〜450万円
京セラ・EGS-LM0500(蓄電容量5.0kWh)
・EGS-LM1500(蓄電容量15.0kWh)
260万円
パナソニック・LJ-SF50B(蓄電容量5.0kWh)
・LJB1156(蓄電容量5.6kWh)
160〜170万円
オムロン・KPBP-A-SET-AC65-N(蓄電容量6.5kWh)
・KP-BU164-S(蓄電容量16.4kWh)
270〜580万円
長州産業・スマートPV Multi(蓄電容量6.5kWh)
・スマートPV plus(蓄電容量7.04kWh)
310万円
ダイヤゼブラ電機(田淵産業)・EOF-LB70-TK(蓄電容量7.04kWh)100〜150万円

上記の価格を見ると、ファーウェイの価格相場『70〜200万円』は、国内メーカーに比べて安価であることがわかります。

国内メーカーの家庭用蓄電池の価格や機能については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

関連記事:【2023年最新版】家庭用蓄電池の価格相場を徹底比較!メーカーや蓄電容量、機能別で一挙紹介!

ファーウェイの蓄電池のメリット5つ

ファーウェイの蓄電池のメリットは、以下の5つです。

  1. 変換効率が高く電気代の節約につながる
  2. 国産メーカーに比べて安く買える
  3. 低価格なだけでなく安全性も高い
  4. 災害時の安心感につながる
  5. 家族人数に合わせた蓄電池が選べる

それぞれ詳しく解説します。

①変換効率が高く電気代の節約につながる

ファーウェイの蓄電池を太陽光と併用した場合、最大変換効率は約98%と高くなっています。国内の蓄電池の変換効率は、約95~96%ほどであることを考えると、ファーウェイの変換効率の高さがわかるでしょう。

なお変換効率とは、蓄電池に貯めた電気を家庭で使える電気に変換する割合のことで、数値が高いほど電力のロスを少なくできます。したがって、変換効率が高ければ、電気代の節約や電力の売電収入のアップにつながるのです。

②国産メーカーに比べて安く買える

先述したように、ファーウェイの蓄電池は、国内メーカーと比べると安く購入できます。蓄電池は決して安いものではないので、他製品と比べて安く買えるというのは大きなメリットです。

ただし、業者によって価格にバラツキがあるため、購入を検討している方は、必ず見積り価格を提示してもらってから購入するようにしましょう。

③低価格なだけでなく安全性も高い

ファーウェイの蓄電池は、日本の厳しい安全規格であるJET認証を取得済みです。とくにファーウェイの「LUNA2000シリーズ」は、蓄電池にパワーオプティマイザー(パネルごとに発電量を最大化し電圧を最適化する装置)を内蔵し充放電を最適化してます。

パワーオプティマイザーがあることで、独自の安全機能で電圧を安定化させるため、発電システムによる火災のリスクを低減してくれる効果もあります。低価格だからといって、安全性に対して妥協しているわけではない点も、ファーウェイの信頼性につながっているでしょう。

④災害時の安心感につながる

ファーウェイの蓄電池は、太陽光発電と同時に利用することで災害時に安心した生活が実現可能です。なぜなら、ファーウェイの製品には以下2つの特徴があるからです。

  • 災害時に自動運転モードで稼働してくれる
  • 電力の変換効率が高くロスが少ない

災害時の電力は非常に貴重です。だからこそより電力を大切にすることが求められます。災害時でも、安心して電気を使って過ごしたい方は、ぜひファーウェイの蓄電池の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

⑤家族人数に合わせた蓄電池が選べる

ファーウェイの蓄電池は、以下3つの蓄電容量から選べます。

  • 5kWh
  • 10kWh
  • 15kWh

そのため、家族の人数や、各家庭の使用電力に応じて蓄電容量が選択可能になっています。また、拡張することができる点も特徴です。たとえば、家族が増えたり、災害を想定したりして、蓄電容量を増やしたい場合でもファーウェイの蓄電池であれば安心です。

まずは一番低い5kWhを導入し、使っていくうちに拡張する必要性が出てくれば、容量を追加していくこともできるでしょう。ご自身の家族構成にあった蓄電容量が知りたい方は、ぜひお気軽に「ミライでんち」にお問い合わせください。

参考:HUAWEI 5kWh~ 蓄電池 最安価格No.1!LUNA2000シリーズ | ミライでんち 

ファーウェイの蓄電池のデメリット2つ

ファーウェイの蓄電池のデメリットは、以下の2つが挙げられます。

  1. 設置実績が少なく参考になる情報が少ない
  2. 不具合時の対応が複雑になっている

それぞれ解説していきます。

①設置実績が少なく参考になる情報が少ない

ファーウェイは1987年に中国で設立され、これまでに通信事業者向けのITインフラ設備やクラウドサービスの提供などをしてきました。その後、2013年に太陽光発電事業をスタートさせ、パワコン分野で成長し、2015年〜2019年には太陽光パワコンの世界シェア率1位という記録を出しています。

蓄電池の分野に関しては、2021年からの参入と実績は多くありません。そのため、蓄電池分野での実績は少なく、デメリットと捉える方もいるでしょう。しかし、世界規模の企業であることから、蓄電池分野でもシェアを拡大していくことが予想されます。

②不具合時の対応が複雑になっている

ファーウェイの蓄電池は、センドバック方式という保証形式をとっているため、国内のメーカーと比べると、不具合時の対応が複雑です。センドバック方式とは、交換部品や代替製品がメーカー側から発送される形の対応です。

メーカーが直接修理をするわけではなく、自分で部品の交換作業や修理等をする必要があるため、国内メーカーと比べると不親切に感じる方もいるでしょう。作業が複雑で自分では難しい場合、業者に依頼する必要がある点も手間が増えるという点でデメリットといえるでしょう。

ファーウェイの蓄電池の評判・口コミ

ファーウェイの蓄電池に関する評判・口コミを、SNS上で集めてみました。

デザイン性やお得な値段で購入できる点が評判になっています。

なお、口コミで出てきた「LFP電池」とは、コバルト不使用で発火の危険性が低く、安全性が高いことが特徴の電池として注目されてます。

ファーウェイの蓄電池の申し込みから設置までの手順

ファーウェイの蓄電池の申し込みから設置までの手順は、以下の5ステップです。

  1. 業者と現地調査する
  2. 蓄電池を設置するための基礎工事
  3. 蓄電池を基礎に設置する
  4. 蓄電池をつなげるための配線工事をする
  5. 試運転で動作確認をする

蓄電池の設置工事にかかる時間は、5〜7時間ほどです。設置前には、以下7つのポイントも押さえておくといいでしょう。

  1. 家庭用蓄電池は4,800Ah未満でなければならない
  2. ダクトや配線が壁を貫通する場合、壁が燃えないように処置する
  3. 十分なスペースに設置すること
  4. 風通しのよい換気できる場所に設置すること
  5. 燃えにくい床材の場所に設置する
  6. 浸水する可能性がない場所を選ぶ
  7. 蓄電池に触れない・近づかないようにする

蓄電池の設置については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

関連記事:蓄電池の設置はどうすればよい?手続きの方法から設置場所、設置費用まで徹底解説!

まとめ:ファーウェイの蓄電池でコスパのよいエコライフを送ろう!

ファーウェイの蓄電池は、高品質の割にお得な価格で購入でき、安全性の高さもあるため、コスパのよい蓄電池です。寿命も長く、安心して蓄電池を使っていきたい方にとって、おすすめのメーカーです。

ただし、設置実績の少なさや不具合時の対応が複雑であることなどはデメリットと言えるでしょう。

ミライでんちでは、お客様の要望や悩みに合わせて、ご自宅に合った蓄電池をご紹介できます。

ファーウェイの「LUNA2000シリーズ」も特別価格で取り扱っていますので、ご興味があればお気軽にお問い合わせください。

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