蓄電池の充電時間はどのくらい必要?計算式やおすすめの時間帯・設定も解説!

蓄電池を購入した場合、どのくらいで充電できるのか気になりますよね。また他にも「昼と夜どちらに充電したらよいのか」や「充電する目安・タイミング」を知りたいと思う方も多いでしょう。
この記事では標準的な蓄電池の充電時間と使用可能時間、効率よく充電できるおすすめの時間帯と方法、充電時間以外の選び方のポイントを解説します。充電時間に関して抱きがちなQ&Aも紹介しますので、蓄電池の購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
家庭用蓄電池の一般的な充電時間
蓄電池の充電時間とは、蓄電残容量0%から満充電にかかる時間のことです。
入力電力が大きいほど充電速度は速くなり、蓄電容量が大きいほど充電時間は長くなります。
蓄電容量別の充電時間の目安は以下の通りです。
蓄電容量 | 充電時間 |
4.2kWh | 約3時間 |
9.8kWh | 約6時間 |
12kWh | 約8時間 |
蓄電池は基本的に1時間あたり約1.5~2.0kWh充電できる仕組みですが、「急速型」と呼ばれる商品であれば1時間あたり約4.0kWh充電できます。なお、蓄電池の充電時間は以下の計算式で算出します。
蓄電容量÷入力電力=充電時間
蓄電池の充電は日中か夜間どちらがおすすめ?
蓄電池はいつ充電するとよいのでしょうか。日中と夜間、2つの充電スタイルについて解説します。
【日中】太陽光発電による充電が可能
蓄電池の充電方法は主に以下の2つです。
- 電力会社から購入した電気で充電する
- 太陽光発電で発電した電気で充電する
家庭用の蓄電池は太陽光発電との連携を前提に販売している商品がほとんどです。太陽光発電システムがあれば太陽光で発電した電気を有効に使うことで、電力会社から電気を買う量を減らせます。
昼間に発電した電気を蓄電池に貯めておけば、発電量が少なく、電力使用量が多い朝晩に電気を使えます。蓄電池が満充電になって貯め切れない分は売電できるため、無駄なく電気を使用できます。
【夜間】深夜電力が安いプランがお得
深夜電力とは深夜時間帯の料金が安く設定された電気料金プランのことです。電力会社の多くはこのようなお得なプランを提供していますので、契約している電力会社のホームページをチェックしてみましょう。
深夜電力を利用すれば、日中よりも割安に充電できますし、電気代の安い深夜の時間帯に電気を貯め、貯めた電気を日中に使用することで電気代削減効果が期待できます。
深夜電力について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:深夜電力(夜間電力)とは?蓄電池の利用で節電し安くなる方法を解説!
充電時間だけじゃない!蓄電池選びのコツ4つ
蓄電池を選ぶ際は、充電時間以外にも注意点があります。ここでは、蓄電池選びのコツ4つについて解説します。
必要な容量を計算する
蓄電池を選ぶ際はまず、容量に注目することが大切です。自宅で使用している電化製品の出力目安を知っておくと、どのくらいの容量の蓄電池が必要なのか分かります。
一般的な電化製品の出力目安は以下の通りです。
製品名 | 消費電力 |
冷蔵庫 | 150W~500W |
テレビ | 40W~600W |
電子レンジ | 1300W |
炊飯器 | 350W~1200W |
洗濯機 | 500W~900W |
LED照明 | 5W~10W |
エアコン | 45W~2000W |
こたつ | 600W~800W |
携帯電話 | 15W(充電時) |
ノートパソコン | 50W~120W |
ラジオ | 0.1W~10W |
ドライヤー | 600W~1200W |
また、適切な容量は以下の計算式で算出できます。
使用する電化製品の出力(W)×時間(時間)=必要な電力量(容量Wh)
設置場所・サイズを確認する
家庭用蓄電池には「定置型」と「ポータブル型」があります。両者の違いについて見てみましょう。
定置型 | ポータブル型 | |
蓄電容量 | 約4kwh~16.6kwh | 約150Wh~1500Wh |
価格 | 約100万円~(※工事費含む) | 約3万円~10万円 |
サイズ | 約80×40×100㎝(W×D×H) | 約30×20×15㎝(W×D×H) |
重量 | 約100kg~200kg | 約3kg~30kg |
設置工事 | 必要 | 不要 |
太陽光発電との連携 | 可能 | 不可能 |
表の通り、大きくて重量もある定置型蓄電池を設置する場合は、置き場所や工事が可能か確認する必要があります。ポータブル蓄電池ならコンパクトサイズで工事も不要ですが、蓄電容量が少ないなどのデメリットが発生します。必要な容量や目的を明確にしたうえで、最適な蓄電池を選びましょう。
蓄電池を選ぶ際はプロの販売代理店に相談するのがベストです。
使用期間とサイクル数を確認する
蓄電池にも他の電化製品と同じく寿命があります。定置型・ポータブル型の寿命とサイクル数について見てみましょう。サイクル数とは、完全放電→満充電→完全放電までを1サイクルとしたもので、使用期間の指標です。
寿命 | サイクル数 | |
定置型蓄電池 | 約10~15年 | 約6,000~12,000 |
ポータブル型蓄電池 | 約6~11年 | 約500~2500 |
蓄電池を選ぶ際は容量やサイズ以外に、「何年で元が取れるか」を考慮することが大切です。事前にしっかりシミュレーションしておきましょう。
関連記事:【2024年最新】家庭用蓄電池おすすめメーカー8選!選び方と利用可能な補助金制度も紹介
保障内容を確認する
蓄電池を導入したらできるだけ長く使用したいですよね。一般的な蓄電池には10年の保証がついていることがほとんどですが、期間や内容はメーカーにより異なります。使用中に修理やメンテナンスが必要になった場合を想定し、購入前にしっかり確認することが大切です。
蓄電池の充電時間に関するQ&Aまとめ
蓄電池の充電時間に関するよくある質問をまとめました。疑問や悩みを解決して、効率よく蓄電池を使用してくださいね。
蓄電池の充電を開始する目安・タイミングは?
蓄電池をより長持ちさせたいなら、こまめな充電を心がけましょう。容量ギリギリまで使い切ってから充電するよりも、残量が30%〜50%くらいまで減ったタイミングで充電した方が、バッテリーへ負担がかかりません。過放電・過充電状態が長く続くと蓄電池がダメージを受けるため、注意が必要です。
ポータブル蓄電池を充電しながら使用してもよい?
充電しながら使用すると劣化が早まります。できるだけ避けましょう。
上述したように、蓄電池では充電容量の100%を使い切った時点で1サイクルをカウントしますが、充電+放電状態が続くと、放電量が100%になるごとにカウントが進んでしまいます。
どうしても充電しながら使いたい場合は、ダメージを極力抑えるために、充電電力よりも出力電力が小さい状態(スマホやパソコンの充電程度)で使用するとよいでしょう。
関連記事:ポータブル蓄電池とは?家庭用蓄電池との違いや、メリット・デメリットを解説
【まとめ】蓄電池の充電時間はメーカーや商品によりさまざま!蓄電池選びに迷ったら販売代理店へ相談を
蓄電池の充電時間は容量により異なりますが、お得な方法で充電すればより効率よく蓄電池を使用できます。また、蓄電池を選ぶ際は充電時間以外にも考慮すべきポイントが多々あります。豊富な商品のなかから自分に合った蓄電池を見つけ出すのは困難ですので、迷ったらプロの力を頼ることがおすすめです!
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