【最新情報】Qセルズ社の蓄電池はどのような人に向いているの?特徴や価格、評判を解説
Qセルズ社が提供する蓄電池は、「高性能かつ蓄電効率の高い蓄電池を導入したい人」向けの蓄電池です。ただ、提供する蓄電池の種類が豊富で、大容量のものから屋内で扱えるコンパクトなものまで、ニーズによって選ぶべき種類が異なります。
ここでは、Qセルズ社の蓄電池について、特徴や価格、また評判を解説します。
目次
Qセルズ社の蓄電池の特徴とは?
Qセルズ社はドイツから生まれた会社であり、現在は「ハンファQセルズ」として韓国大手のハンファグループの傘下にあります。ドイツや韓国の技術力を有しており、日本国内でも圧倒的なシェアを誇る会社です。
ここでは、Qセルズ社の蓄電池の特徴について、以下の3点を解説します。
- 日本国内で圧倒的なシェアを誇る
- 世界最高水準の技術を活用
- サービス・サポートも人気
なお、Qセルズ社の会社概要を以下の表にまとめました(※)。
会社名称 | ハンファジャパン株式会社(Hanwha Japan CO.LTD.) |
設立 | 1984年2月 |
住所 | 東京都港区芝四丁目10番1号 ハンファビル9階 |
資本金 | 8,698,500,500円 |
売上(2019年) | 710億円 |
①日本国内で圧倒的なシェアを誇る
Qセルズ社は日本国内で圧倒的なシェアを誇っており、2021年で10万棟もの導入実績を持っています。蓄電池の出荷量においても同様に、太陽光発電とあわせて大きなシェアを占めています。
②世界最高水準の技術を活用
Qセルズ社の提供する蓄電池は太陽光発電との相性が良く、太陽光発電で発電した電力を効率良く運用できます。これはQセルズ社が抱えている独自の技術から派生したものであり、世界最高水準の技術力を有している証明になります。
今後もより高性能な蓄電池が開発されていき、電力の有効活用が見込まれるでしょう。
③サービス・サポートも人気
Qセルズ社が日本に置いているサービス・サポート拠点数は「450拠点」です。蓄電池の品質もさることながら、サービス・サポート体制も充実しており、導入後のアフターフォローも万全です。そのため、長期的に見ても安心して蓄電池を利用でき、緊急時でもすぐにトラブルの解消が図れます。
Qセルズの蓄電池を利用するメリットとは?
Qセルズの蓄電池は、効率的な電気の運用が最も大きなメリットといえるでしょう。しかし、それ以外にもメリットがあり、蓄電池の導入を検討する際には把握しておく必要があります。
ここでは、Qセルズの蓄電池を利用するメリットについて、以下の3点を解説します。
- 効率的に電気の運用ができる
- 保証・サポートが充実している
- 補助金の対象になっている
①効率的に電気の運用ができる
Qセルズの蓄電池は太陽光発電との相性がよいため、他社とも比べても電気の運用効率が高い特徴があります。運用効率が高ければ、長期的に見ても節電効果に期待可能です。また、電気の供給先も設定できるため、優先順位を決めたうえでの運用もできます。
②保証・サポートが充実している
Qセルズの蓄電池は保証サービスやサポートも充実しており、安心して利用できる点で定評があります。保証サービスは「10〜15年」と長期にわたっており、またサポートでは日本全国に拠点があるため緊急時でも安心できます。
③補助金の対象になっている
蓄電池の導入では、国や地方自治体から補助金の支援が受けられ、Qセルズ社の蓄電池も対象になっています。ただ、すべての機器ではないため、蓄電池を選ぶ際には注意が必要です。
なお、補助金の対象となっている蓄電池は以下のとおりです。
- POWER DEPO® H
- KPBP-Aシリーズ
- HQJB-Aシリーズ
Qセルズの蓄電池を利用した際のデメリットは?
一方で、Qセルズの蓄電池を利用しようした場合、太陽光発電とあわせて導入を検討する必要があり、初期費用が高額になるケースがあります。すでに太陽光発電を導入していれば大きな問題にはなりませんが、導入のハードルは1つのデメリットでしょう。
ここでは、Qセルズの蓄電池を利用した際のデメリットについて、以下の2点を解説します。
- 初期費用が高額になるケースがある
- オープン価格で不透明な部分がある
①初期費用が高額になるケースがある
Qセルズの蓄電池は太陽光発電との相性が高い点から、太陽光発電とあわせて導入を検討する場合があります。このような場合に初期費用が格段に高くなり、補助金を活用しても高額であるケースがほとんどです。
また、すでに太陽光発電を導入していても、パワーコンディショナーを変えなければならない可能性もあり、その分の導入費用が増えてしまいます。
②オープン価格で不透明な部分がある
Qセルズ社のホームページを確認しても、蓄電池の購入価格は「オープン価格」となっており、具体的な価格が確認できません。代理店などの業者に確認すれば見積ってもらえますが、価格の不透明さは拭い切れません。
Qセルズ社の気になる評判は?
Qセルズ社の蓄電池はよい評判が多く、性能面・安全面・サービス面・サポート面のすべてにおいて人気が高いことがわかります。ただ、一方で初期費用が多額になる点は、悪い評判にもつながっており、導入時のハードルの高さは否定できません。
プロの業者と相談したうえで、補助金を最大限活用できる状況を作り出すのが大切です。
【シリーズ別】Qセルズ社の蓄電池の特徴と価格、どのような人に向いているかを解説
Qセルズ社の蓄電池は、大きく分けて「全負荷型」と「特定負荷型」があります。全負荷型は1台の蓄電池で生活のすべての電気機器をカバーし、特定負荷型はあらかじめ選択した電気機器の電力をカバーします。この選択によって選ぶべき蓄電池が異なるため、利用する目的を明確にしておきましょう。
ここでは、Qセルズ社の蓄電池の特徴と価格について、解説します。なお、参考までに各製品の情報を表にまとめています。
製品名 | 特徴 | 価格帯 |
POWER DEPO® H | ・寒冷地も対応・1台ですべての機能を搭載 | 400〜450万円 |
KPBP-Aシリーズ | ・蓄電量の自動調整機能がある・ライフスタイル・ニーズで選べるシステム | 250〜600万円 |
NEW EIBS7 | ・大容量で蓄電性能が高い・蓄電池の寿命が長い | 100〜150万円 |
SAVeR-H | ・使用できる電力が多い・高電力の電気機器に対応 | 100〜150万円 |
HQJB-Aシリーズ | ・特定負荷型で、機器を選べる・高品質な性能と安心のサポート | 60〜100万円 |
①家庭用高機能ハイブリッド蓄電池 POWER DEPO® H
見た目のコンパクトに似合わず、効率の高い蓄電性能を有している蓄電池が「POWER DEPO® H」です。インターネットを通じて、遠隔でも蓄電池が問題なく稼働しているかを確認できる機能もあり、安心して利用できます。
また、寒冷地にも対応しているため、特に日本海側や北海道などの地域でも導入が可能です。
②マルチ蓄電プラットフォーム™ KPBP-Aシリーズ
1台のプラットフォームで複数のシステムが選択できるのが「KPBP-Aシリーズ」です。蓄電性能も高いため、売電や電気の利用をしながら非常用の電源を確保できます。また、蓄電池内にあるAIが気象情報をもとに、蓄電量を自動で調整してくれます。
③ハイブリッド蓄電システムNEW EIBS7
大容量で蓄電性能が高い蓄電池が「NEW EIBS7」です。電力を使用するための機能が優れており、また蓄電池自体の寿命が長い点で人気があります。大容量であるため災害などの有事の際には長期間にわたって電力を確保できます。
④ハイブリッド蓄電システム SAVeR-H
停電時の電力を多く使える蓄電池が「SAVeR-H」です。ほかの蓄電池と比べてもコンパクトな見た目ではありますが、蓄電容量が多く、多くの電力を使用できます。また、耐久性にも優れており、屋外に設置しても長期間にわたって使用可能です。
⑤Qセルズハイブリッド蓄電システム HQJB-Aシリーズ
Qセルズ社のなかでは特定負荷型として提供される蓄電池が「HQJB-Aシリーズ」です。太陽光発電から使用するための電力への変換性能が高く、効率良く電気の運用ができます。また、品質も高いだけでなく、安心・安全の保証サービス・サポート体制が整っています。
【まとめ】Qセルズ社の蓄電池は「高性能で効率的な蓄電池を導入したい人」向け!
Qセルズ社の蓄電池は日本のメーカーではありませんが、日本の多くのニーズを満たした高性能な蓄電池です。電気代の節約や非常用電源の確保などで利用したい方のニーズを満たす蓄電池が多いため、蓄電池の導入では外せない蓄電池といえるでしょう。
しかし、実際に蓄電池を導入するためには、専門家からのアドバイスも大切です。みなさんのライフスタイルやニーズに合った蓄電池を選ぶためにも、プロの業者と一緒に蓄電池の導入を検討しましょう。
ミライでんちでは、お客様の要望や悩みに合わせて、ご自宅に合った蓄電池をご紹介できます。
蓄電池導入に際しての補助金の活用方法についても無料でアドバイスをおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。