卒FIT問題とはなんですか?
太陽光発電
そもそもFIT制度とは
太陽光などの再生可能エネルギーの余剰電力を固定価格で買い取る制度をFIT制度と呼びます。
FIT制度は再生可能エネルギーの普及拡大を目的として2012年に日本で導入されました。例えば、2021年度に導入した10kW未満太陽光発電の場合、発電した電力のうち家庭内で消費されなかった余剰電力を10年間、1kWh当たり19円(税込)で電力会社が買い取ることとなっています。
卒FITとは
出力10kW未満の太陽光発電設備に適用される固定価格買取期間が10年間と設定されており、この10年間の買取期間を満了することを卒FITと呼びます。つまり、導入後10年を経過した順次制度の満了を迎えるということです。今後も卒FITの対象となる住宅用発電設備は年々増加しています。
どんな影響があるのか
これまで売電できていた電力が売れなくなってしまいます。買取期間満了後のおもな選択肢は、新たな売電先を探し契約をする・蓄電システムを導入し太陽光で発電した電力を家庭内で有効活用することです。
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