【必見!】住宅ローンの借り換えで蓄電池・太陽光発電を実質負担ゼロで導入できる?
蓄電池や太陽光発電の導入に興味をお持ちの方の中で、「うちはすでに住宅ローンを組んでしまっているから、これから蓄電池や太陽光発電を設置するのは難しい…」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際のところ、「蓄電池や太陽光発電を導入することによって住宅ローン控除ができる」といった仕組みは現在のところはありません。
しかし、「住宅ローンを借り換える」ことで蓄電池や太陽光発電を設置できるようになるケースがあります。
本記事では「住宅ローンを借り換える」の観点から、蓄電池や太陽光発電を現実的に導入できるようになる方法を解説していきます。
マイホームを持っている方で蓄電池・太陽光発電の導入を検討し、一度断念した方にとっては有益な情報となるので、ぜひ最後までご確認ください。
目次
「住宅ローンの借り換え」で蓄電池・太陽光発電が導入できる!
住宅ローンの借り換えというと、「司法書士とのやりとりが大変そう」「また住宅ローンの審査を受けなければならないのか?」など不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし実際のところ、昨今は住宅ローンの借り換えをする人が増加しているというデータがあり住宅ローンの借り換えは一般的なものとなっています。
そこで、
- 住宅ローンを借り換えるとどのようなメリットがあるのか
- 住宅ローンを借り換えるとなぜ蓄電池や太陽光発電を導入しやすくなるのか
この章ではこの2つについてご説明します。
単純に、総返済額を減らすことができる
住宅ローンの借り換えによって返済総額を減らすことができる点が最も大きいメリットです。
一般的に、住宅ローンの借り換えに成功すると金利が下がるケースが多いです。その結果、毎月の返済額が少なくなるため、当然返済総額を減らすことにもつながります。
住宅ローンを借り換えることによって返済総額が減るとその分家計に余裕が生まれるため、最近では住宅ローンの借り換えをする人が増えてきているのです。
返済額が少なくなったことで、蓄電池・太陽光発電を購入できる
返済総額が減ればその分の費用を蓄電池や太陽光発電の購入に活用できるようになります。
住宅ローンの契約時には毎月の返済額を事前にシミュレーションしてもらえるので、現在の返済額に対してどのくらいの費用を節約できるのかが明確になります。つまり、蓄電池や太陽光発電の購入に充てられる費用もイメージしやすくなるため安心です。
本来支払うはずだった費用で蓄電池や太陽光発電を設置することで、電気代の節約に繋がったり、停電時の備えもできるため、購入を検討している人におすすめの方法と言えます。
蓄電池・太陽光発電購入の実質負担を安くできるのはどんな人?
あくまで目安となりますが、住宅ローンの借り換えがおすすめできるケースとしては、
- 住宅ローン残高が1,000万以上残っている
- 返済期間が10年以上残っている
- 借り換え成功時の金利差が1%以上ある
などの条件にあてはまる人が該当します。
当然ながら、住宅ローンは残債によって返済金額の総額が変わります。そのため、住宅ローンの残高が1,000万円以上残っている状態は返済総額が大きい状態にあるため、返済総額を見直して、余分な金利の支払いを削減できる余地が大きいと言えます。
返済総額が大きいタイミングで、より金利の安いローン商品に切り替えることで、返済総額が下げやすくなるというわけです。
返済期間が残り10年以上残っている場合や、借り換え成功時の想定金利差が1%以上ある場合においても同様に、今後の返済総額の見直しをできる余地が大きい状態であると言えます。
変動金利には注意する必要がある
住宅ローンには「変動金利型」のものがあります。「変動金利型」とは、契約時の金利のままずっと支払い続ける固定金利型に対して、政治経済等の状況によって金利が変動する可能性があるというものです。
この変動金利型においては、住宅ローンで適用する場合に注意が必要です。なぜなら金利が将来的に上昇するリスクがあるからです。
昨今は政治経済の情勢が不安定な傾向があり、それに伴って急激な金利変動も考えられるため、固定金利で支払い続けていたものを変動金利に切り替えてしまうと、将来的な支出が大きくなる可能性があります。そのため、固定金利から変動金利に変更する場合は慎重に検討することを推奨します。
「住宅ローンの借り換え」の蓄電池導入のデメリット
借り換えを行う際にはいくつかのデメリットも存在します。ここではいくつかの具体例をご説明します。
手数料が発生する場合がある
借り換えを行う際には、以下に関する手数料が発生することがあります。
<借り換え先の金融機関で、新しい住宅ローン契約を結ぶための手数料>
- 印紙税
- 保証料
- 事務手数料
<現在契約している住宅ローン返済の手続きで発生する手数料>
- 全額繰上返済手数料
- 保証会社事務手数料
- 抵当権抹消費用
- 抵当権設定費用
- その他の手数料・費用(火災保険料・地震保険料や団体信用生命保険料など)
借り換えを行う金融機関にもよりますが、住宅ローンの借り換えによって合計で数十万円の手数料が発生することになります。
変更に際し手間暇がかかる
住宅ローンの借り換えには、審査書類の準備や、新しいローン契約の手続きなど、手間暇がかかります。
住宅ローンを借りる時に、多くの書類に記入したり、ハンコを押したりする手続きをした経験があるかと思います。この手続きは住宅ローンを借り換える場合も同様で、借り換えの場合は不動産会社のサポートを受けることができないため、自分で手続きを行う必要があります。
太陽光発電のローンに関するよくある質問
太陽光発電の導入に際しての、太陽光発電ローン(ソーラーローン)について聞かれることが多いよくある質問にお答えしていきます。
太陽光発電ローン(ソーラーローン)はおすすめなの?
太陽光発電を導入したくても金銭的な問題で導入できない人にとっては、太陽光発電ローンはおすすめです。
金利の条件は金融機関によって異なりますが、住宅ローンほどの金利ではないものの、一般的なローンと比べると比較的低金利のため、おすすめできます。
太陽光発電ローン(ソーラーローン)は何年くらい?
太陽光発電ローン(ソーラーローン)の返済期間は、金融機関によって異なりますが、最長15年となっています。
この期間中に売電収入を得たり、電気代の節約ができることによって、実質負担をゼロに近づけることが可能になる場合もあります。
太陽光発電設置で住宅ローン控除になる?
結論として、太陽光発電設置の単体では住宅ローン控除になりません。
ただし新築の家を建てる際に、太陽光発電の設置費用を住宅ローンに含められる場合があります。太陽光発電の導入費用を住宅ローンに組み込められれば、長期ローンが利用でき、月々の返済負担を軽減できます。
【まとめ】「住宅ローンの借り換え」で蓄電池・太陽光発電を導入しよう!
本記事では、住宅ローンの借り換えを行うことで結果的に、蓄電池・太陽光発電の実質負担を限りなくゼロに近い形で導入できる可能性がある、ということをご紹介してきました。
住宅ローンの借り換えにより、蓄電池・太陽光発電の導入が現実的になることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
借り換えのメリットとデメリットを理解し、ご家庭にとって最適な選択を行いましょう。
また、蓄電池や太陽光発電の導入には補助金制度も存在しますので、このような制度を住宅ローンの借り換えと併せて利用することにより、設置費用をさらに抑えることも可能です。
ミライでんちでは、太陽光発電や蓄電池といった再生可能エネルギーを活用した、電気を自給自足できる生活をご提案しております。無料でのアドバイスを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。